国交省 来年6月約款改正施行
国土交通省は、キャンセル料の引き上げなどを内容とした標準引越約款改正を行い、来年6月を目途に施行する。現下の労働力不足を踏まえ、インターネットの普及で手軽にキャンセルが可能となったことなどを抑止することが狙い。「運賃の20%以内」とされていた当日のキャンセル料を「運賃及び料金の50%以内」に引き上げるほか、これまでキャンセル料が発生していなかった2日前についても「運賃・料金の20%以内」との規定を設ける。また、増加傾向にある単身者向けのロールボックス単位などによる引越は、約款の対象外であることを明記する。