夏場のマスク着用で対応策を 赤羽大臣
佐川急便千代田営業所を視察
赤羽一嘉国土交通大臣が1日、佐川急便(本村正秀社長)の千代田営業所(東京・江東区)を訪れ、点呼場の視察やドライバーとの意見交換を行った。同社のドライバー4人(男女各2人)が業務状況や新型コロナに係る悩みを述べ「荷受人の方にボールペンや印鑑の持参を」「再配達の際は指定時間・日の在宅を」「気温上昇時のマスク着用はつらい状況」「他の営業所で消毒液をかけられた事案があった」など厳しい声が聞かれた。会見で赤羽大臣は再配達について「事業者負担は我々の想像を超え対策が必要。宅配ボックスの充実も感染拡大の局面を受けしっかりと施策を検討したい」とし、夏場のマスク着用も「熱中症が心配であり、専門的見地からアドバイスを受け、あるべきガイドラインの設定も必要」と対応策に言及した。