地方の港湾・空港活用を

効率的な輸出物流取りまとめ

農林水産省、国土交通省は、輸出拡大への効率的な物流の構築に向け、有識者、施策の企画実務担当者との意見交換会(計5回)を実施、検討結果を取りまとめた。取り組むべき事項に①最適な輸送ルートの確立②大ロット化・混載促進への拠点確立③輸出産地、物流事業者、行政などが参加するネットワークの構築④物流拠点の整備⑤鮮度保持・品質管理や物流効率化への規格化、標準化⑥検疫等の行政手続上の環境整備⑦包装資材・保持技術の開発・実装――を掲げた。農林水産物・食品の輸出目標(2030年5兆円)達成へ、昨年12月に実行戦略が策定された。大ロットなど効率的な物流の構築が重要とし、今夏を目途に結論を得る。最適な輸送ルートでは、輸送費の相当部分を国内陸運が占め、トラックドライバーの労働需給逼迫も踏まえ、地方の港湾・空港も活用し、輸出産地からの直行便、航路・空路の主要港への経由便など多様なルートから最適な手段を選択。これにより輸送時間の短縮、コスト低減を図る。集荷・運送システムの構築へ、中期的には競争力のある定期ルートの構築を図る。重点品目の輸出産地状況を踏まえ、拠点となる地方の港湾・空港に同一品目を集約し、大ロット化や温度等について同じ取り扱いのできるものの混載を実施する。