国内貨物 2017年度もマイナス
日通総研見通し 一般貨物は前年度並
日通総合研究所(宮近清文社長)が12月22日に発表した国内貨物輸送量の見通しによると、2016年度は前年度に比べて0.5%減の46億7720万㌧、2017年度は同じく0.6%減の46億5080万㌧と微減が続くと予測した。一方、米国次期政権の経済政策やEU(欧州諸国連合)でフランス大統領選をはじめオランダ、ドイツが国政選挙を行うなど、海外経済の先行き不透明感は拭いきれない。それによる日本国内物流への影響もはっきり見通せないのが本音だ。ただ、国内貨物に比べて、国際貨物の輸送量はプラスに伸びるようだ。アセアン向けの荷動きがけん引役になると見ている。