国内景気は上向き傾向

TDB11月調査 円安株高が好材料に

帝国データバンク(TDB)が5日発表した11月の景気動向調査によると、円安株高が進み、住宅着工や自動車生産も好調に推移し、国内景気は、地方と大都市の双方で改善、上向いている。全体の景気DIは前月比0.8ポイント増の44.1と、3カ月連続で改善した。「運輸・倉庫」業界の全国平均景気DIは0.4ポイント増の44.4で、5カ月連続で改善している。今後の見通しについては、雇用・所得環境の改善や公共投資などもあり、緩やかな上向き傾向で推移するとみている。

景気DI