国交省 ヘリの代替効果検証

ドローン実験は白馬等5ヵ所で

国土交通省は、ドローンによる山間部や過疎地などへの荷物配送に関する検証実験を公開する。7月末までの公募で、全国14地域から応募があり、南相馬市や秩父市など5カ所に絞り込んだ。22日には長野県白馬村で、林道から山荘までの食料配送などを実施する。現在ヘリコプターで行っている配送と比較し、CO2排出量削減効果などの確認作業を行う。

白馬村での検証実験では、スキー場林道から標高差が350㍍ある村営八方池山荘へ、ドローンで荷物配送する。直線距離にして1㌔㍍で、飛行時間は約5分。ヘリコプターで実施している食料等の配送を一部ドローンで代替輸送する。