加工食品外装サイズ標準化へ
民間主導の協議会が初会合
加工食品分野の物流標準化へ、外装サイズ標準化を定めたガイドランを策定する民間主導の協議会が立ち上がった。関連メーカー、物流会社、卸、小売り、業界団体などのメンバーで構成し7月30日に初会合を開催。年内にもガイドラインを策定し広く普及を図る。国土交通省が3月に「加工食品分野における物流標準化アクションプラン」を策定し、物流標準化に向け取り組むべき4項目(納品伝票、外装表示、外装サイズ、コード体系・物流用語)を示した。このうち外装サイズはメーカーで多種多様なパターンが存在し、パレット積載率の低下など荷役の非効率や、輸送・保管効率を低下させる要因となっている。協議会では9月予定の次回会合までに各社標準化への取り組みの現状、今後の意向などヒアリング、アンケートを実施し、計4回の検討会を行い11月までにガイドラインを策定する計画だ。