初任運転者教育を強化

国交省 35時間以上の指導求める

国土交通省は8日、事業用トラック運転者に対する指導監督指針(告示)改正案をまとめ、意見募集を開始した。18歳で車両総重量3.5㌧以上7.5㌧未満の自動車を運転できる準中型免許の創設に伴い、初任運転者教育を強化することが狙いで、現在座学のみ6時間以上と定めている教育時間について、座学を15時間以上、実車による運転指導を20時間以上とし、計35時間以上の教育指導を行うことを求める。3月8日まで意見を募集し、4月に公布。来春と見込まれる準中型免許の施行に合わせて施行する。

20160215untensya