保冷宅配便を国際標準に

国交省 ヤマトの取り組み後押し

国土交通省は3月28日、日本の物流システムの国際標準化を推進するための連絡検討会を設置し、初会合を開いた。標準化の第1弾として、保冷宅配便に焦点を当て、ヤマト運輸が取り組む保冷宅配便の国際規格化について議論を開始した。会議には、日本郵便、佐川急便の担当者も出席し、ヤマトが協力を要請した。政府としても、高品質な日本の保冷宅配便の規格化を後押しすることで、農林水産品の輸出額1兆円目標の達成をめざす。