低迷の底打ち見えず

日通総研 荷動き指数

日通総合研究所(青山陽一社長)が1月29日に公表した国内貨物の動向を示す「荷動き指数」は、低迷が続いている。2019年1-3月にマイナス8へ低下して以来、プラスに浮上することなく19年10-12月はマイナス29まで落ち込んだ。景気後退時期に記録した13年1-3月のマイナス25より悪化し、いまだ底が見えない状況となっている。全15業種のうち「木材・家具」のゼロ水準以外すべてマイナスを示した。20年1-3月見通しではすべてマイナスとなり、広範囲の業種で悪化が見込まれる。