企業物流大手も増益

運賃・料金の改定効果

企業間物流(BtoB)大手のセイノーホールディングスと福山通運が14日発表した2017年4‐12月期の連結決算は、両社とも商業貨物や小口貨物量が増加し、運賃是正の効果などにより売上高は増収となった。営業利益は物量増大への対応などコスト増や軽油値上がりなどの燃油費増があるものの、増収効果により増益で着地した。セイノーHDは18年3月期(通期)業績を据え置いたが、福山通運は昨年11月に続き2度目の上方修正を行った。