交通共済の利益倍増

2016年度34億円 56%を還元

全国トラック交通共済協同組合連合会(交協連/坂本克己会長)の集計によると、交協連傘下全国15単協の2016年度税引後当期利益合計は、前年度の1・92倍に当たる34億2649万円に達することがわかった。

このうち、利用分量配当には、前年度比56・1%増の計18億5693万円が充てられ、出資配当にも同8・9%増の2859万円が充てられた。民間企業でいうところの「配当性向」は56%となり、利益の半分以上が還元されている計算となる。