パレット規格統一を 食品流通合理化

検討会が中間取りまとめ
食品流通の合理化に向けた取組について、省庁連携で行った検討会がこのほど中間取りまとめを行い公表した。
農作物の食品・花きについては、パレット化による手荷役軽減、小口ニーズへの対応、荷待ち時間の削減や附帯作業の適正化などへの対応策を、水産物は、共同配送・品目混載やパレット、カゴ台車による輸送の推進への対応策を示した。予算の活用、新たな施策へ反映させる。パレット化では規格の統一、管理回収体制の構築や、パレットに適合する段ボール・青果物の規格を検討。小口ニーズについては、宅配便との連携、ドローンの実用化、高速バスによる貨客混載の活用拡大などをあげた。