トラック倒産が増加

1‐9月で25%増159件

2019年の道路貨物運送事業者の倒産(法的倒産と私的倒産を含む)が増加している。東京商工リサーチ(TSR)によると、19年1-9月期は倒産件数が159件(前年同期比25・2%増)、負債総額が159億9000万円(同46・7%増)と前年同期を大きく上回っている。このまま推移すると、通年で倒産件数200件、負債総額200億円超が予想される。件数では4年ぶりに200件を超える可能性が高い。また、1-9月期の「人手不足」関連倒産は29件(前年同期8件)と3・6倍超の大幅増になった。