ダブル連結実験開始へ

国交省 高速料金4割引も検討

国土交通省は今夏から、ダブル連結トラックの走行実験を行う。フルトレーラ連結車とダブルス連結車の車両長を現行の21mから25mに緩和し、省人化効果、安全性、交通流への影響などを検証する。道路線形がよい新東名を利用する500km程度の輸送を対象にし、2017年度末までの1年半かけてデータを収集する。長時間労働改善の観点から、サービスエリアなどで運転者が交代する中継輸送の実験も併せて行う。実験参加へのインセンティブとして、特大車の高速料金を4割程度割り引くことを検討している。

車両長を緩和する車両タイプ