グリーン経営認証 トラック燃費3・2%改善

19年版検証結果を公表

交通エコロジー・モビリティ財団(エコモ財団/岩村敬会長)が毎年公表するグリーン経営認証取得効果(2019年版)の検証結果がまとまった。エコドライブによる燃費改善のほか交通事故や車両故障の減少といった効果がみられる。また「職場モラル・士気の高まり」、「取引先からの評価」につなげられるといった副次的効果を感じている取得事業者が多い。3月現在、認証登録の事業者数は3287社。その登録した事業所が保有する車両総数は約18万台(うちトラックは14万台)にのぼる。これは国内保有台数の11%にあたり、環境にやさしい「グリーン経営」が認知されていることを示す。認証取得したことで得られる効果の検討は、19年12月末時点で登録事業者のデータを元にまとめられた。それによるとトラックの場合、グリーン経営認証取得前と取得2年後を比較すると、車両総重量8㌧以上のトラック(データ件数1231社)と車両総重量8㌧未満のトラック(1173件)でそれぞれ3・2%改善した。8㌧以上で軽油1㍑あたりの走行距離3・23㌔㍍だったのが、2年後に3・34㌔㍍、また8㌧未満では5・92㌔㍍が6・10㌔㍍へと燃費が向上していた。倉庫事業者のCO2排出原単位も、普通倉庫および冷蔵倉庫でそれぞれ取得2年後に改善していた。普通倉庫の場合、所管面積(1平方㍍)あたり3・28%、また貨物取扱(1㌧)あたりでは8・13%それぞれ改善が認められた。