ウエブ会議整え連携強化 日貨協連総会
賦課金一部免除など支援
日本貨物運送協同組合連合会(吉野雅山会長)は10日、東京・新宿区の全日本トラック総合会館で通常総会を開催した。今期は、コロナ禍を乗り切るため日貨協連本部と組合員の団結をより強めることをテーマに事業を行う。経済面の支援策として賦課金の一部免除を決定した。4月から7月までの4カ月分、総額750万円弱が免除となる。今後、コロナウイルス感染の第2波などによる非常事態宣言の再発令やロックダウンも想定し、組合員支援のあり方も検討していく考え。また、各地と情報の共有と意見交換が行えるウエブ会議の環境を整え、約900万円の予算をつけて非接触での情報発信を拡充する。今総会でも感染防止のため正副会長はテレビ会議で出席し、他の役員は書面出席で参加を控えた。