インバウンド前年割れ

全国百貨店

日本百貨店協会が21日発表した1月の全国百貨店売上高(79社/218店)は、4927億500万円となり、店舗調整後(既存店ベース)では前年同月比2・9%減と3カ月連続の減少で、マイナス幅も拡大した。

米中摩擦など海外要因による先行き懸念などで消費者心理が冷え込むとともに、インバウンドも苦戦した。顧客別では、国内市場(シェア94・7%)が前年同月比2・6%減だが、インバウンド(シェア5・3%)が7・4%減と46カ月ぶりに前年割れした。