「I-Cargо」プロトタイプを披露

ベクトリクスのバッテリー交換型小型商用BEV

VECTRIX JAPAN(ベクトリクスジャパン、山岸史明代表取締役)はこのほど都内に旗艦店を開設し、物流のラストマイルの課題に対応した、バッテリー交換型小型商用BEV「I-Cargо」のプロトタイプを披露した。物流事業者のカスタマイズによりバリエーションを増やし市場への本格投入を目指す。ベクトリクスは1996年に米国で設立、電動マキシスクーターのパイオニアとしてEVを推進してきた。経営母体が変わる中で現在ポーランドに置く拠点は今年末にシンガポールに移管。日本、イタリア、台湾、ポーランドとともにグローバルチームで取り組む。「I-Cargо」は19年から開発に着手、製造は台湾のユーロンで、ドライバー不足など物流課題が深刻化する日本から販売を開始する。特徴は3輪で運転・停車中も車体が傾かない完全自立型。4kwのモーターを搭載し最大積載量100㎏。交換式バッテリーを採用し、充電4時間で航続距離80-100㌔、家庭用コンセントで充電ができる。荷台の大きさやドアの取り付け、業種毎のタイプなどバリエーションを増やす。販売はオートリース、バッテリーはサブスクリプション方式で提供し、導入個数や繁忙期対応など柔軟に対応する考え。ラストマイルのEV化で地域ごとのカーボンニュートラルに貢献するとともに「普通免許で誰でも運転できるEVとしてドライバーを創出していく」(山岸代表)とし物流業界の課題解決に繋げる。旗艦店はベクトリクス専売店としてもグローバルに初めて。所在地は東京都港区新橋1-5-2。

「I-Cargо」と山岸代表