「適正運賃」主要議題に

時短協議会 手待ち時間平均1時間45分

国土交通省は19日、トラック輸送取引環境・労働時間改善中央協議会およびトラック運送業の生産性向上協議会(座長=野尻俊明流通経済大学長)の第3回会合を開き、昨秋に実施した実態調査結果を報告するとともに、「適正運賃」を同協議会の主要議題に据え、議論を開始した。ドライバーの労働実態調査結果によると、手待ち時間がある運行は全体の46%で、その平均は1時間45分。拘束時間が16時間を超える運行は全体の13%で、「大型」「長距離」「農水産品」「九州」で目立つ。

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あいさつする宮内国交政務官(右は三ツ林厚労政務官)