食品流通合理化で検討会、中央協議会
品目別懇は「生鮮食品」「飲料、酒」を追加
「第11回トラック輸送における取引環境・労働時間改善中央協議会／第10回トラック運送業の生産性向上協議会」が９日に開かれ、働き方改革に向けた関係省庁の取り組みや今後の方策などを議論した。食品流通の合理化について、関係者による検討会を設置すること、輸送品目別の懇談会では「生鮮食品」と「飲料、酒」を来年度以降立ち上げ、改善策を検討することなどが示された。冒頭にあいさつした国土交通省の一見勝之自動車局長は「トラック運送業界は深刻なドライバー不足にあり、労働環境を大幅に改善し、魅力ある職場にすることが課題」とし、「取引適正化はまったなしの状況」と一層の荷主の協力、理解を求めた。
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