トンネル通行規制緩和へ

危険物積載ローリー等

国土交通省は、石油など危険物を積載したタンクローリー等の通行を禁止している長さ5000m以上の長大トンネル等について、誘導車を配置することなどを条件に規制を緩和し、通行を認める方針だ。

前後に誘導車を配置する「エスコート通行方式」と呼ばれる通行方法で、ETC2.0車載器、最新の車両安全技術の装着などを条件に、通行を可能とすることを検討する。

また、災害時には、エネルギー供給機能の早期回復のため、誘導車なしでの通行を可能とすることも検討する。

今年度社会実験を行い、安全性を確認したうえで規制を緩和する。

●流1面/4/07/危険物ローリーの図=誘導車を配置したタンクローリーの通行イメージ