人手不足で海運に注目

RORO船とフェリー　「東京〜大阪増便を」

　長距離トラックドライバー不足を背景に、内航RORO船、フェリーによる海上輸送が注目されている。内航海運はリードタイムが遅いというイメージがあるが、最近ではトラックの労働時間管理が厳格化されてきたため、トラックと遜色ないケースもあるようだ。物流革新に先進的な荷主企業も「天災に強く、輸送品質も高い」（味の素）と評価しており、物流の大動脈である東京〜大阪間でもRORO船増便を求めている。物流事業者側でも日本通運では、週1便の東京〜大阪間航路の利用を提案し始めた。