松原仁、奥田建両副国土交通相は21日、就任後初めて記者会見し、抱負などを語った。 松原副国交相は、東北地方の高速道路無料開放について「東北の復旧・復興、発展のうえで極めて重要だ。地域が明るく未来を語れるような無料開放をめざし、3次補正のなかでその思いを活かしていきたい」と述べ、無料開放のための予算獲得に意欲を示した。 一方、奥田副国交相はトラック運送事業の規制緩和後の課題解決について「過当競争のなかにあって、運賃交渉が厳しい。事業者の経費負担を少しでも軽減できるよう応援できればと思っている」と事業者支援に意欲を示したほか、「悪貨が良貨を駆逐することがないようルールを守ってもらう。許しがたい悪貨を駆除していくという厳しさも監督官庁として必要だ」と述べ、違法な事業者は市場から退出させる考えを示唆した。
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