政務3役は平均46歳

副大臣に馬淵、辻元氏

 鳩山内閣の国土交通副大臣に18日、民主党の馬淵澄夫氏と社民党の辻元清美氏が就任した。馬淵氏が社会資本整備等担当で、交通政策は辻元氏が担当する。
 また、国土交通政務官には、民主党の長安豊、三日月大造、藤本祐司の3氏が同日着任した。交通関係担当は三日月氏で、社会資本整備等は長安氏。藤本氏は国土、北海道開発、観光などを担当する。
 前原大臣を含む政務3役の平均年齢は46歳という若さ。今後重要政策はこの政務3役会議で協議、決定していくことになる。

 【国土交通副大臣】
 馬淵澄夫氏 84年横浜国大工(土木)卒。数社を経て史上最年少(32歳)で上場企業取締役に。03年衆院初当選。奈良1区選出、当選3回。49歳。(まぶち・すみお)
 辻元清美氏 87年早大教育(社会)卒。在学中に国際交流団体を設立し、民間外交を展開。96年衆院初当選、02年議員辞職。05年衆院当選。大阪10区選出、当選4回。49歳。(つじもと・きよみ)
【国土交通大臣政務官】
 長安豊氏 91年東大工卒。三井物産などを経て03年衆院初当選。大阪19区選出、当選3回。41歳。(ながやす・たかし)
 三日月大造氏 94年一橋大経卒。JR西日本を経て02年松下政経塾入塾。03年衆院初当選。滋賀3区選出、当選3回。38歳。(みかづき・たいぞう)
 藤本祐司氏 80年早大法卒、89年米ミシガン州立大大学院修了。三和総研などを経て04年参院初当選。静岡県選挙区選出、当選1回。52歳。(ふじもと・ゆうじ)