SGH 国際物流拡充に意欲

次期社長に荒木氏

SGホールディングス(栗和田榮一会長、町田公志社長)は1日、定時取締役会を開き、次期社長に、荒木秀夫佐川急便社長を、後任の佐川急便新社長に本村正秀佐川急便取締役を充てる役員人事を決めた。4月1日付で発令する。

町田現社長は同日の会見で「複雑化する物流事業の本質を見極める力がますます必要。荒木氏は、新たな物流の在り方を想像できる人材だ」と荒木氏に託す思いを述べた。

また荒木次期社長は「重責を担い、身の引き締まる思い。期待に添えるよう責務を全うしていきたい。(急便の)社長就任以来6年が経過し、他社に先駆けた適正運賃の収受により、収益性向上に取り組んできた。企業間物流に強みを持つことを軸足に、国内外一貫物流により、国際物流の拡充を狙い、更なる成長を目指す。持続的発展を遂げるために自社のリソースを最大限に活用したい。すべてのステークホルダーから必要とされることが我われの使命だ」と意欲を示した。

会見する町田現社長(左)と荒木新社長

会見する町田現社長(左)と荒木新社長