道路運送法改正へ

貸切バスに許可更新制

国土交通省は20日、軽井沢スキーバス事故対策を具体化するため、貸切バスの安全対策強化を内容とする道路運送法改正案を国会に提出する方針を決めた。来春の次期通常国会を待たずに、秋の臨時国会にも提出したい意向だ。

法律事項としては、既存事業者を含め、貸切バス事業に許可更新制を導入する。安全に事業を遂行する能力があるかを定期的にチェックし、事業遂行能力がない事業者の市場からの退出を促進する。更新期間は5年間程度とする考えだ。