残業規制と改善基準 一体で労働規制

働き方改革で藤井自動車局長

国土交通省の藤井直樹自動車局長は24日の定例会見で、働き方改革実現会議で検討されている時間外労働の上限規制について「時間外労働については、自動車運転業務も例外ではなく、違反には罰則がかかる時間数を決める」としたうえで「自動車運転業務については、現在と同様にハンドル時間などを定める必要がある。そこは告示のレベルで決めていくことになると思う」述べ、法律事項である時間外労働の上限時間数をまず3月末にまとめる働き方改革の行動計画で決め、その後現行の改善基準で定めている運転時間などの詳細を告示で決め、法律と告示が一体となって自動車運転業務の労働時間規制を構成する形になる、との考えを示した。

藤井自動車局長

藤井自動車局長