東京・大阪間 「専用エリア２～３カ所必要」
トラック隊列走行「４台で採算」
国土交通省で、「自動運転」関連施策への取り組みが活発化している。石井国土交通相を本部長とする自動運転戦略本部が立ち上げられ、省を挙げて推進する体制が整えられたほか、社会資本整備審議会も民間企業からのヒアリングを開始した。ドライバー不足に悩むトラック運送分野で注目されるのは大型トラックの隊列走行だが、先進モビリティの青木啓二社長は「隊列の形成・解除のための専用エリアが東京～大阪間で2～3カ所以上必要」「隊列が4台以上でないと採算が合わない」「2025年までに実用化する必要がある」と課題も指摘する。
トラック隊列走行の運用イメージ