改善から一転悪化

人手不足感は過去最高

全日本トラック協会がまとめた、16年10―12月期の景況感調査結果によると、トラック運送業界の景況感は前期比17・3ポイント改善してマイナス12・8となった。燃料価格の下落が寄与したことにより、営業収入、営業利益、経常利益が改善した。その一方、10―12月期の労働力不足感は前期比5・5ポイント上昇し77・3。依然としてドライバー不足などの状況は改善されていない。

17年1―3月期の景況感見通しは、原油高の懸念やドライバー不足などを反映して、11・6ポイント悪化のマイナス24・4と3カ月ぶりに悪化する見込みで、前期の改善から一転して悪化を予想している。

keikyoukan