再配達率49%→8%に

パナソニック 宅配ボックス設置で

パナソニックは8日、社内カンパニーのエコソリューションズ社が福井県あらわ市の1戸建て106世帯に設置した宅配ボックス実証実験で、再配達率が49%から8%に削減されたと発表した。

実証実験は昨年12月1日~17年3月31日の4カ月間の宅配便の配達状況について、モニター世帯にアンケート調査し、回答した延べ417世帯のデータを集計した。

集計結果よると、4カ月の総配達数は2258回。そのうち1回で受け取ったのは1064回(47%)で、宅配ボックスで受け取った回数(再配達削減回数)は1013回(45%)となった。
再配達率は設置前の16年10月が49%(1カ月で283回)だったのに対し、設置後は平均8%(4カ月で183回)まで減少した。

パナソニック