7-9月改善も見通し悪化

全ト協景況感調査

全日本トラック協会(坂本克己会長)が11日にまとめた、7-9月期の景況感調査結果によると、景況感の判断指数はマイナス27・3と前回(4-6月期)の30・3から改善した。運賃・料金水準がプラスで推移したほか、消費税率引上げの駆込み需要もあり輸送数量が上向き。一方で10-12月期は駆込み需要の反動減、さらに人件費の上昇圧力や燃料コスト負担増からマイナス43・4と大きく悪化すると見込んでいる。マイナス43・4は、16年4-6月期(マイナス40・7)以来の低水準となる。