運輸・倉庫5カ月連続で改善

TDB11月景況調査、コロナ再拡大で後半鈍化

帝国データバンク(TDB)が3日発表した11月の景気動向調査によると、運輸・倉庫業界の景気DIは前月比2・4ポイント増の32・5と5カ月連続で改善した。改善幅は前月の2ポイントを上回る。上旬に経済回復による荷動きの復調とGоTоキャンペーンによる旅客の復調が寄与したが、後半はコロナ再拡大の影響もあり鈍化した。全業界の景気DIは6カ月連続で前月比プラス(1・6ポイント)の35・4。国内景気は下旬にかけてやや鈍化したものの、緩やかな持ち直しが継続。今後の景気は、足元の感染再拡大への対応に伴う下振れリスクを抱えながらも、緩やかに上向くと見ている。運輸・倉庫業界の各指標では、燃料価格など仕入れ単価DIは48・6(前月48・7)、運賃・料金を示す販売単価DIは48・1(同48・6)に下げた。雇用過不足DIは、正社員は55・8(同55・4)、非正社員は52・7(前月51・3)と不足感は高まった。TDB調査による運輸・倉庫業の景気DI見通しは、3カ月後34・3、6カ月後37・6、1年後42・3となっている。