新規参入1000社割る

2014年度トラック事業 小規模化にも歯止め

トラック運送事業者数が3年連続で減少している。新規参入も2年連続の減少で、規制緩和後の1996年頃から2007年頃までの10年間ほどは、毎年2000社を超える参入があったが、2014年度はついに年間1000社を割り込むほどまでに減少している。

国土交通省が毎年まとめている事業者数統計によると、2014年度末現在の貨物自動車運送事業者数は、6万2637社となり、前年度比0.43%減とわずかながらではあるが3年連続して減少した。

一方、 車両台数規模別に見ると、保有車両数が10台以下の事業者数は前年度より435社、1.2%減少して3万5338社となり、こちらも3年連続で減少した。

10台以下事業者が全体に占める割合も、11年度には58.1%だったものが14年度は56.4%へと減少しており、事業者の小規模化に歯止めがかかりつつある。

 

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