国交省 「E」評価に重点監査

社保未加入等継続も

国土交通省は今年10月から、適正化実施機関による巡回指導で総合評価が著しく悪い事業者などに対し、重点的に監査を実施する。具体的には、総合評価が5段階評価で最低の「E」の営業所のほか、社会保険未加入、健康診断未実施、定期点検未実施で2回連続すべて「否」となった営業所。新規参入の場合は「D」評価で、次回巡回指導でも「D」となった営業所が重点監査の対象となる。「E」評価の営業所は、2017年度(4―12月)の場合、全体の4・2%、877事業所ある。

監査実施までの流れ

監査実施までの流れ